本文へスキップ

株式会社聚珍社は古文書の解読と製本や碑文の拓本を行う会社です。

TEL. 078-201-6798

〒651-1223 神戸市北区桂木2-13-5

古文書の解読

古文書の解読

古文書と一言で言っても、その内容は一般に御家流と呼ばれる書道の一派による書き方が主流を占めているといわれているが、そのほか、和歌の文字、漢詩などの唐様書風、書体も多く、時代の変遷によっても変化しており、また、人によっても書き方はさまざまに変わっています。
現代でもくせ字、誤字、脱字など日常の文書にも数多くみられるとおりです。
最近大手印刷会社が古文書解読ソフトを開発し、その解読率は80~90%とも伝わっています。また一方では、古文書を100%解読するのは極めて困難であるとも言われているのも事実です。
今の時代でも、最終的に10%~20%程度は読む人の経験や知識に頼らざるを得ないのが現実と言えます。
株式会社聚珍社は、これまでの経験やネット網の活用などにより、誠実な解読を心掛け、御依頼の皆様のご要望にお応えしてまいります。
豊富な経験の積み重ねによって培われた当社のノウハウを駆使した解読はきっと皆さまにご満足いただけると確信しています。

古文書の解読
・日本の各地、各家庭などには、江戸時代や明治時代の書簡や記録など数多くの文書が残存しています。

そしてそれらの文書はあるいは家庭の土塀倉庫の中であったり、寺院の蔵にあったり、すでに博物館などに寄贈されている物もありますが、まだまだ多くの文書が人の目に触れない状態で眠っていると考えられます。

明治以前の日本で使われていた文字は現代の文字の様に簡素化されたものでなく、非常に難解な文章や文字がしかもくずし文字で表記されていました。

第二次大戦後、新たな教育の浸透により、字体は当用漢字に簡素化統一され、今では読み書きできない人はほとんどいなくなりましたが、残念ながらここに至るまでの時代の変遷の中で、人の目に触れても、何が書いてあるのか分からないため、廃棄・散逸してしまった文書は膨大な量にのぼると推定されます。

そこで、今の時代に残されている明治期以前の貴重な記録が誰でも読んでその内容を理解できるかといえば、それは極めて困難といえます。
なぜなら、現代の教育は、文章の表現も違えば、文字も大きく変わってしまったからです。

日本の昔の文字が読めないとお困りの方、読めなくて当然です。日本の教育は、
古文書を読める教育をしていません。

株式会社聚珍社はそのような古文書を解読し、日本の歴史をより多くの方々に読んで理解していただけるよう誠意をもってお力添えさせていただきます。
今まで長きにわたり眠っていた古文書を解読し、あなたの家の歴史ゃ日本の歴史で今まで謎とされていた事実を解明致しましょう。
株式会社聚珍社は、古文書を解読し、製本にして親戚関係に贈呈をご希望の方、あるいは地元の関係者、また場合によってはその本を一般向けに販売してみたい方などに安価で「解読」から「製本化」までの作業を致します。

古文書の解読
株式会社聚珍社ではこれまで、主に次のような方からご依頼を頂いています。

  • 古くから家に残されてきた日記・書簡などの記録を解読ご希望のかた

  • 大学の研究の為、文献をできるだけ早く解読したいかた
    [大阪大学・京都大学などの解読受託業者として登録を受けています]

  • 会社で保管している資料に書かれている、くずし文字を解読したいと
    お考えの総務ご担当のかた

  • お寺・神社の倉庫に眠っている書類を整理したいが、なかなか時間が取れないとお困りのかた

お見積りは無料です。お気軽に お見積りフォーム にてご連絡ください。

又は下記へメールにてご連絡ください

syuchinsha@nike.eonet.ne.jp

(見積ご依頼の原本画像、又はPDFを添付してお送り下さい)

 
【解読例】
①紀州藩藩医八代目閑才(坂井清民)の上文

          【解読筆写】                         【原文】
閑才原文2 閑才原文1
        【解読筆写】                          【原文】
閑才原文4 閑才原文3



②但馬柏野村碑文

【口語訳】

山内勝成先生の碑   (大野村柏野)
君の幼名は恵三郎、通称八右衛門、諱(故人の本名)を勝成、號は巍山、本姓は山内氏である
文政元年戌寅三月十八日生。幼少の頃から漢学を修得し、詩文が得意であった。
家は代々官職であり、川勝氏に仕えた。君は又その代官職に就き、よくその任を全うした。
職務の余暇には、人々に学問を教え、怠ることなく継続し、
入門者は百余名の多きに上った。その盛んなる事以て知るべし。
当時学問を学ぶ事がまだ一般的でなく、文盲の地であった。
ただやみくもに忠孝の大義を唱え、兄弟相続の風習に従うのが当然とされていた。
しかしながら、君の治める下には聖賢のきざしある者も現れその恩恵は極めて大である。
明治廿六年十二月十一日病により自宅にて逝去。年齢七十四歳。観音寺の先祖代々の墓の隣に葬る。
野村氏より嫁いだ妻には三人の娘がいる。養子恵三郎を迎え後継ぎとし、長女と婚姻、二女は他家に嫁ぐ。
遺稿は数巻家に蔵書してある。門人たちが集まり相談し碑を建てることとなりその銘を検討した。
銘には「心を潜め職に尽くす」とある。熱心な志が賢さに導き、人々はその利益を手にする。
人として守るべき道が全てである。
青々と連なる山々、あおあおとした深い淵の水はさらさらと流れ続け、
桃の花咲く谷間の奥、ここに君は静かに眠る。
   明治三十二年己亥仲秋        但陰九拙居士

【解読筆写】

山内勝成先生碑        (大野村柏野)
君幼名恵三郎、通称八右衛門、諱勝成、號巍山、本姓山本氏、文政元年戌寅三月十八日生、夙修漢
学、能漢詩、家政職代官、屬川勝氏、君亦襲其職有治績焉、行餘教諸生、諄々不倦、入門者百余名之
多、其盛可知矣、当時講学之道未開、目無一丁字、暗忠孝之大義者、闔閭皆然矣、而君之治下得窺聖
賢之光明者其澤哉大也、明治廿六年十二月十一日以病歿于家、壽十有四、葬于観音寺先塋之次、娶
野村氏有三女、養恵三郎爲嗣、配以長女、二女嫁他、遺稿有数巻蔵于家焉、門人相謀建碑索余銘、銘
曰潜心儘職、篤志導賢、人得其利、彜倫以全、翠巒畳々、碧潭潺々、桃渓之奥、斯君攸眠、
   明治丗十二年己亥仲秋     但陰九拙居仕

 【原文】

山内碑文2 山内碑文1


古文書解読の流れ

 

まず ①メール、②電話または③ファックスで当社に連絡してください

 

①メール:ホームページの「お問い合わせフォーム」にお名前など入力

した上で送信ボタンを押して送信  当社では内容確認後

あなたにご連絡させていただきます

②電話 :電話で受付をし、見積までの流れをご説明させて頂きます

FAX :ホームページのお問い合わせフォームをコピーしてお送り頂

くか、よろしければ、解読する資料のコピーを一緒にFAX

てください

          

 

「お見積書」(無料)を作成してお送りいたします

            

 

「お見積書」の内容でご了承いただきますと解読作業にはいります

          

     

解読作業完了

「解読作業完了のお知らせ」と請求書をお送りいたします

          

 

入金確認後「解読文」及び解読文を記録したCDの送付

          

解読した訳文の製本をご希望の場合は、「製本・出版」のページ

ご覧ください

<お見積り>(無料)
 解読料金は基本料金1,500円 プラス (一文字につき10
 から)実際には、古文書も千差万別ですので、文書を拝見し  た上で文字単価を決定し、正式にお見積りさせて頂きます。
 
 解読ご希望の記録全体のコピーを 
  ①郵送 ゆうメール「配達記録」が安価、安心です
  ②FAX 24時間受信可能
  ③PDFファイル(又はデジカメ画像)をメールに添付
 
 のいずれかの方法で株式会社聚珍社宛お送りください。
 弊社より「御見積書」(無料) をお送りいたします。
 御見積依頼メールはこちらへ
   syuchinsha@nike.eonet.ne.jp
  (見積ご依頼の原本画像、又はPDFを添付してお送り下さい)
 <送付先>
・郵 送 : 〒651-1223 神戸市北区桂木2-13-5
              株式会社聚珍社
 
FAX   : 078-201-6798

・メール  : syuchinsha@nike.eonet.ne.jp   


古文書は解読後、御希望により必要部数を低価格にて製本化も承ります。
その他各種ご相談に応じさせていただきます。

遠慮なくお問い合わせください。



バナースペース

株式会社聚珍社

〒651-1223
神戸市北区桂木2-13-5

TEL 078-201-6798
FAX 078-201-6798